第5話
こんにちは、まき野です。
前回はちょっとハッピーな感じで終わったこのマンガですが、もちろんあんな和製ラップのような言葉ひとつで、今までの問題が解決するはずもありません。まだまだ続くよ!
ということで今回は「親の言葉を信じられるか問題」です。
親の言葉を信じられるか問題
前回の話で、生まれて初めて母親から「あんたの存在に感謝してるよ」という言葉をかけてもらいましたが、残念ながら、私の心にはその言葉はすんなりとは入ってきませんでした。
24時間くらいは見ての通りめちゃくちゃハッピーでしたが、ずーっとずーっと、心の底から声がするわけです。
「ほんとかよ」と。
その声は徐々に大きくなってきて、1日経つと、無視できなくなりました。
だったらなぜ、家族に対する愚痴をいつまでも私に聞かせたのか。
だったらなぜ、私がテレビを見て笑ってたら「あんたの笑い声はうるさい」と言ったのか。
だったらなぜ、脚が太いだの背が低いだのと、私の容姿についてあれこれ言ってきたのか。
だったらなぜ、何をしても「あんたで大丈夫なの?」と聞くのか。
だったらなぜ、1か月の短期留学の前日に「1週間だっけ?」って言うほど、私に関心がないのか。
何事もない時は落ち着いているのに、コーチングを始めてしまったせいで、もう水底のヘドロみたいなやつが引っ掻き回されて大変です。水も濁りまくりです。
でも、私の母親は決して悪いところだけの人ではなかったので(どの親もそうだよね)、いいところや、してくれたことも、たくさんありました。
毎朝ご飯を作ってくれた。お弁当を持たせてくれた。雨の日に駅まで送ってくれた。朝が弱い私を何度も起こしてくれた。成人式に振袖を買ってくれた。変な人に絡まれたときに助けてくれた…。
だから母親の「あんたの存在に感謝してるよ」という言葉を信じたくて仕方ないんです。でもできない。だって傷つけられたから。
私の心はぐちゃぐちゃで、解決策として「親にあやまってほしい」と思いました。
傷つけて悪かった、反省している、あんたが大事なんだ…そう言ってくれたら、母親の言葉を信じて、今まで傷つけられてきたことを許せるのではないかと思ったのです。
でも一方で、うちの母親はそんなことはしないだろうと、諦めてもいました。
32歳の私が、62歳の母親を問い詰めて謝らせたとしても、弱い者いじめになるだけで、そこで傷つくのは、結局私なのだとも思っていました。
…ということで私が起こした行動が、次のコーチングでずんずんさんに「まき野さんヤベぇよ…そんなことしたクライアントさん、まき野さんが初めてだよ…」と言われてしまうのですが。いやー人は考えすぎると何をするかわかんないですね!怖い怖い!
ということで次回もどうぞお楽しみに~。
最後に
毎回恒例のコーチ紹介です!今は私がコーチに紹介されてる立場なのであんまり意味ないかもしれないけど、いつかすんごいPVをたたき出すWEBサイトになってやるんだぜという気持ちをこめて毎回紹介するよ。
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