第二話
こんにちは、めちゃくちゃきついコーチングを受けたうえに、それを思い出しながらエッセイマンガにして公開するという、選ばれしマゾ・まき野です。
第一話を読んでくださった皆様ありがとうございます!
3ページのイントロでしたが、たくさんアクセスして頂いただけでなく、さらにメールやツイッターでリプをくださる方もいて、世の中は優しいなぁ( ´ ▽ ` )と思いました。
今回からいよいよ本編ですが、60分のコーチングを4コママンガとしてまとめるために、かなり省略した表現になっています。実際は、もっと色々なことを質問されていますし、質問に答えらえなくて、質問の意図を聞き返して、ようやく答える…みたいな感じのことが多いです。
そして、目からウロコがポーン!みたいな質問をされることも、よくあります。「はぁ!?え!?…え!?…えっ?そうかも??言われてみればそうかもしれない!!」みたいな。これは5回コースに入ってから多発しました。
それから省略していると言えば、コーチングの最中は感情が昂ってめちゃくちゃ泣くのですが(※個人の感想です)、さすがに全コマ泣いてるとメリハリがないので、マンガでは省略しています。ついでにヘッドホンセットも今回から省略です。いずれパソコンも黒い板になります。心の目で見てください。
出来が悪いからってパワハラされていいわけじゃない
ところで上記マンガで、私は「母親とうまくいかなかったので、母親に似ている女上司に、母親への怒りを八つ当たりしてしまう」と書きました。そういうところも確かにあったと思います。が。
私がムカつく部下であることと、パワハラされることは、話が別です。
ムカつく部下ならパワハラして辞めさせればいいのか?いいわけありません。
部下をマネジメントするために、上司がいます。
私は実際、わかりやすく上司に嫌われていましたが、だからと言って、それは私に転籍を強要する理由にはならないんですよね。
転籍というのは出向などと違い、一度会社を辞めて、別の会社に入りなおすことなので、労働者の意向を無視して会社が無理強いすることはできません。契約社員になれというのも、雇用形態を変更しろという話なので、こちらも、よほどの理由がない限り、会社が社員に強いることはできないんですよね…。
なお、私の勤怠および営業成績はごくごく普通の数字だったので、「能力不足」という理由も、「転籍を強要すること」も、「契約社員になれ」というのも、会社が言うこととしては、全部アウトでした。
が、離職率がめちゃくちゃ高い会社だった(総勢10名くらいの営業部に2年半でトータル18人入ってきて、3人しか残らなかった)ので、上司は、自分の仕事は部下をマネジメントすることではなく、気に入らない部下を切ることだと思っていたのかもしれません。
この話はちょっと長くなりそうなので、コーチングマンガが完結したあとに気力があれば書きます。皆さんも、ハローワークで年中求人出して随時採用してる会社には気をつけてね!!
パワハラされる自分への「わかる」感
話を戻します。
そして何が恐ろしいって、頭では「離職率の高い会社で、理不尽なパワハラを受けている」と理解して、法律知識がある弁護士からも「会社がひどい」と言われたにも関わらず、心の底では
「でも私の能力さえ高ければなんとかなったはずなんだ、私が悪いんだ」
って思うのを、やめられないことです。
「お前が悪い」って言葉に対して、反射的に「わかる」って言っちゃうんですよね。
だから、ぞんざいな扱いをされても「わかる」って思って、能力を高めようって頑張っちゃうし、逆に大事にされると「分不相応だな…」って思って居心地が悪くなり、また自分を大事にしてくれないところに移動するという…。…書いてて悲しくなってきましたけどほんとこんな感じですよね…。
そして転職活動していた頃、私の友達のすくすくちゃん(親御さんとの関係が良好で、素直に育った子)に、「まき野ちゃんの会社はちょっとパワハラっぽいなぁって、けっこう前から思ってたよ」と言われました。
すくすくちゃんについてるヤバいものセンサーが、私にはついてないと知ったとき、私は思いました。
ヤバイのは私だと。
そして私は、いろいろな本を読み、カウンセリングを受け、「どうやら私には自尊心が足りないらしい…………認めたくないけど心当たりあるわ…………ありすぎるわ………」という感じで、コーチングに至ったのでした。
なんか後半はしょりましたけど、マンガ主体のブログのはずが、文章ボリュームありすぎじゃない??って思いますし、その辺の話はマンガの中で出てくるので、ぜひお楽しみに!
よし!きれいにオチたぞ!!!
最後に
コーチングマンガ?YOU書いちゃいなよ!というノリで、コーチングについて描くことをオッケーしてくれた、コラムニスト&キャリア/人間関係コーチの ずんずん 先生のサイトはこちら( ´ ▽ ` )
第1回目のマンガもSNSで拡散していただきましたー!ありがとうございます!!
3話めは1月末までの更新を目指しています~。ぜひぜひまたよろしくお願いします。